西院伽藍です。飛鳥時代の五重塔(我が国最古:31.5mとのこと)とご本尊を安置する金堂があり,奥には,平安時代の大講堂があります。この存在感は凄いです。勿論,金堂の中は,暗く安置されている仏像などは薄暗がりの中で,ぼんやりとそのお顔を拝見するしかないのですが,それでも,飛鳥の時代に気持ちが及びます。
伽藍中門より南大門を望む。 世界遺産の案内 中門の左右には金剛力士像(奈良時代)が・・・扉の重厚さとともに,存在感を醸し出します。
雨に煙ってました。でも,その存在感は,やはり歴史の重さを感じさせてくれたってことでしょうか。
勿論,古代建築のことは詳しくありませんし,その意匠の詳細に感動する訳でもないです。世界最古の木造建築であるとか,推古天皇と聖徳太子が用明天皇のご病気で崩御されたあっと,ご遺願を継いで,607年に寺とその本尊の「薬師如来」を造られた・・・と伝えられている・・・で,なんだろう,やっぱりその想いとかが,以来1300年(が再来年?)の間に積もっている空間の重さを感じて,凄いって思うのでしょうか・・・・・。
塔と金堂の周りをぐるりと廻り,いろんな方向から拝ませて頂きました。
中門から南大門を視る。 外からの中門
塔と金堂 中門を内から